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堀塾卒業生の手記のご紹介

2021.04.14

堀塾卒業生の手記をご紹介します。

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中学1年生の冬頃から通わせていただきました。堀塾の指導スタイルの大きな特徴は先取りと「自学」だと思います。生徒はいつでも塾の自習室で勉強することができ、先生は生徒の質問に対して大変丁寧に対応してくださいます。先取りして勉強を進めていくスタイルは、自分によく合っていたと思います。堀塾で長い時間をかけて体得した「自分で学ぶ」という学問への姿勢は、大学入学後のアカデミズムでも生きていると実感しています。

基本的には、先生が長年かけて制作してきたオリジナル教材を用いて勉強していきました。英・数それぞれのナンバリングされたプリントを解いては指導(添削含む)を受けるという形式です。プリントの問題を解いていくなかで、わからないことが出てきたら、まずは自分で文献等を用いて調べ、徹底的に考えてみる、ということを意識的に繰り返していました。
具体的な学習方法については、数学の場合、先取りで基礎を完成させたらあとはひたすら演習を重ねました。私は中学3年生の時に高校数学(ⅠA・ⅡB)の範囲を一通り終わらせ、高校の3年間は膨大な量のオリジナル教材を消化することに費やしました。この演習時間が自分の思考力の醸成には欠かせなかったと確信を持って言えます。中2の時に青チャート(ⅠA)を先生から渡され、「半年で1周できる?」と急かされたのは懐かしい思い出です。
英語については、英文和訳中心の学習方法でした。文中で分からない単語に出会ったときは、辞書で自ら調べ、単語ノートに書いてあとで見返す、という地道な学習を続けていました。一見面倒で遠回りのような作業に思われがちですが、あとになって考えると実は語学学習の王道だったことがわかりました。また先生が選んでくれる様々な英文教材の内容自体も教養を深めることに繋がっていたと思います。

知的な刺激を常にもたらし、学習のモチベーションを高めてくれる先生と出会えたことはとても幸せでした。長きにわたり暖かくご指導いただいたこと、深く感謝しています。本当にありがとうございました。       (東大文Ⅰ合格)